SteelSeries Senseiのマクロキー使用時に、ポインタが下方向に飛ぶ問題の回避策

SteelSeries Sensei、ハードの作りは完成度高いんだけど、ソフト面でちょっと厄介なバグがあるみたいで、解決までひと通り行けたのでご紹介。

Windows 7 Professional 64bit版、Windows XP Home 32bit版で確認済み。

症状

SteelSeries Engineを起動していない状態でSteelSeries Senseiを挿入して使用した時に、マクロキーが割り当てられているボタンをクリックすると、マウスカーソル(ポインタ)が下方向に飛ぶ。

※Engineをインストールしていない環境では、後述するドライバが入っていないため、この症状は起きない。

簡単な再現手順

  1. Engineが起動している場合には終了させ、SenseiをのUSBプラグを一旦抜く。
  2. Senseiのプラグを挿す。
  3. マウス底のメニューで、適当なプロファイルを初期状態にして適用する
    (もちろん、事前にEngineでデフォルトプロファイルをロードする方法でもOK)

    1. プロファイルを選択>Reset Profile>Are you sure? Yを選択してプロファイルを初期化
    2. 続けてSet as currentを選択し、初期状態のプロファイルを適用したあと、メニューを抜ける。
  4. この状態で右側のどちらかのサイドボタンをクリックすると、ポインタが下に飛んでしまう。
    (右サイドは初期状態でPgUp/PgDnのマクロが割り当てられてる)

回避策

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お約束なのですが自己責任で。

あとシステムが不安定になる可能性が高いので、作業中のデータは絶対に保存しとくように。

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結論から言うと、SteelSeries Universal Bus Enumeratorが原因なので、これを無効化する。
ただ、そのやり方にコツがある。

  1. デバイスマネージャーを開く。表示をデバイス(接続別)にしておくと見やすいかと。
  2. 最初の状態では、SteelSeries Universal Bus Enumeratorを直接無効化することはできない。
  3. その下をたどると、同じく無効化できないHIDキーボードデバイスがあるので、これを「削除」
    ※復帰時に自動的に復活するから、消しても特に問題はないみたい
  4. SteelSeries Universal Bus Enumeratorが無効化できるようになるので、ここで「無効」にする

最後はこうなればOK

 

これで症状が収まる。

 復帰方法

 

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***注意:復帰はSenseiを外した状態で行うこと***

(多分、Engineを使用する他のデバイスも抜かないとダメ)

挿した状態で行うとSteelBusドライバがバグってブルースクリーンが出ます!

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プロファイルを編集したい時とかEngineを使いたくなった場合は、

  1. デバイスマネージャーを開く。
  2. SteelSeries Universal Bus Enumeratorを「有効」にする。

    このようになればOK。削除したHIDキーボードデバイスもここで戻ってくる。

  3. Senseiを挿す。

ここまでの手順は、大抵再起動無しで可能。ただし稀に再起動を要求される。
その時は、Engineアンインストールしちゃったほうが早いかもねw

多分、Universal Bus Enumeratorは内蔵メモリとかの制御をしてるんだと思う。無効化するとEngine起動できないし。

しっかし結構すぐわかるバグだと思うんだけど、どうだろう。みんなEngine起動したままでマウス使ってるの?

むしろEngine入れずにマクロ使えるから、(大会等で手持ちじゃないPCを頻繁に使うであろう)プロゲーマーはむしろ気づきにくいとこなんだろうか…?

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