SSDの交換は保証外となるので十分ご注意を。
交換手順については、既に色々なサイトに掲載されているのでそちらを参照で。
Steam DeckのSSDをCORSAIRのMP600 MINIに換装した。
最初のうちはSDカードでいいじゃんって思ってたけど、やっぱり内蔵SSDとの性能差が明らかにあるし、Windowsとのデュアルブートもしていて容量が足りなくなったので。
Amazonで15,669円で購入。取り寄せになってたけど1週間とちょっとで届いてラッキーだった!
アフィリエイトリンクも載せておくけど、販売者Amazon以外のぼったくりマーケットプレイスにはくれぐれもご注意を。
ベンチマーク
- 換装前:Samsung PM991a(256GB)
- 換装後:CORSAIR MP600 MINI(1TB)
CrystalDiskMark
測定条件
- バッテリー駆動
- Windowsの電源モード:最適なパフォーマンス
- ベンチマークプリセット:NVMe SSD
うん、確実に伸びてるね。容量が大きいっていうのもあるだろうね。
アスキーの換装記事で、ベンチマークプリセットがデフォルトで測定されているものがあったので、比較用でデフォルトプリセットでも測ってみた。
読み出しはMicron 2400とそんな変わんないかな。書き込みはMP600 MINIの方がちょっと速いかもしれないけど、この差がゲームで役に立つか?と言うと微妙な気がする。
Rust
自分が最近やってる中のゲームでは、断トツでロード時間が長い。換装でロード時間が短くなるのかをチェック。
測定条件
- Windows上で実行(SteamOSではEACのエラーで起動しない)
- バッテリー駆動
- Windowsの電源設定:最適なパフォーマンス
- 解像度:1280×800 Full screen
- Optimized Loading: Partial
- 他はデフォルト
- テストに使用したサーバーのマップサイズ:5000
- 測定は2回目以降の起動/接続で実施し、3回実行した平均値を使用。
(初回起動/接続時は、DirectX Runtimeのインストールが入ったり、サーバーのマップのダウンロードが入るので、長くなる)
■起動~タイトル画面表示まで
- 換装前/Samsung PM991a(256GB): 1:03
- 換装後/CORSAIR MP600 MINI(1TB): 1:01
ほぼ変わらず。
■サーバー接続~ロード完了まで
- 換装前/Samsung PM991a(256GB): 5:39
- 換装後/CORSAIR MP600 MINI(1TB): 5:14
20秒以上の短縮を確認!
サイバーパンク2077
Deck Verified(Steam Deck動作確認済み)タイトルから1本。
測定条件
- Steam OS上で実行(SteamOS 3.4.8)
- ベンチマークのロード時間で比較。
「ベンチマークを実行」ボタン押下から、ローディング画面が消えるまでの時間を測定。3回平均値。 - 画質設定プリセット:Steam Deck
- 換装前はパッチ1.62、換装後はパッチ1.63
結果
- 換装前/Samsung PM991a(256GB): 0:18
- 換装後/CORSAIR MP600 MINI(1TB): 0:11
もともと十数秒ほどで完了するものだけど、これも短縮がみられた。
結論
SteamDeckでSSDを換装するのは効果あり。本体のPCIバスの限界もあって頭打ちにはなるだろうけど、ようやく各メーカーからM.2 2230サイズのSSDが出回り始めたので、選択肢が増えていくことも期待したいな。
あと、過去にGRUBを編集することによるWindowsとのデュアルブート環境の構築方法を書いたけど、今はSteamOS、Windows、Arch Linuxのトリプルブート構成にしてる。Arch Linuxはブート環境構築用。以前と異なり、新しくGRUBをインストールしているので、今後SteamOSのメジャーバージョンアップがあっても、影響を受けにくそう。時間があったら構築方法も書きたいな。
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