あまりこの手の情報を見掛けなかった気がするので、設定方法を書き残しとく。
1セッション目:インターネットプロバイダーとの接続
2セッション目:サービス情報サイト(旧名称フレッツ・スクウェア)との接続
サービス情報サイトは、工事/故障の情報を見ることができる他、フレッツのサービスを受けるときの「回線認証」にも使われる。フレッツ会員だけが見ることができる、インターネットとは別の閉域ネットワークのこと。
特に回線認証で利用する場合、インターネットとサービス情報サイトの両方に接続してた方がスムーズに進むので、設定しておくと何かと便利。
※pfSenseの接続が恐らくサポート外なので設定は自己責任でお願いします…あと内容をあまり理解せず設定している部分もあるので、より良い方法をご存じの方はぜひ教えていただけると嬉しいです。
デフォルトの状態、WANとLANのインターフェイスが1個ずつあるところから説明。
LAN側に割り当てる物理ポートをigb0、
WAN側の物理ポートをigb1とする。(NICによってインターフェイスの名前が変わるようなので、皆さんの環境に読み替えて下さい)
1.プロバイダーの設定
Interface→(assign)を選択。続いて、WANを選択。
WANの名称をWAN1に変更する。
IPv4 Configuration TypeをPPPoEに
MTUの欄に 1454
MSSの欄に 1414 を入力。
username、passwordにプロバイダーから指定された接続情報を入力
Save→Apply Changesで設定を保存して適用する。
Interface assignmentsのタブでWAN1のNetworkポートがPPPOE0になっていることを確認。
続いて、PPPsのタブで、PPPOE0のInterfaceがigb1であることを確認。違っていたらEditボタンから修正する。
2.サービス情報サイトの設定
※設定情報は2015年4月現在、NTT東日本のサイトで公開されているもの。
変更される場合があるかもしれないので一応各自でご確認を。
Interface→(assign)から、インターフェイスを追加。設定名WAN2とする
IPv4 Configuration TypeをPPPoEに
MTUの欄に 1454
MSSの欄に 1414 を入力。
username: guest@v4flets-east.jp
password: guest
Save→Apply Changesで設定を保存して適用する。
Interface assignmentsのタブでWAN2のNetworkポートがPPPOE1になっていることを確認。
続いて、PPPsのタブで、PPPOE1のInterfaceがigb1であることを確認。違っていたらEditボタンから修正する。
(前章のスクショ参照)
System→ Static RoutesのGatewaysのタブで、WAN1がDefaultであることを確認。
続いて、Routesのタブを選択し、追加の+アイコンを選択、下記の2つを追加。
Destination: 220.210.194.0 /25
Gateway: WAN2_PPPoE
Destination: 123.107.190.0 /24
Gateway: WAN2_PPPoE
Services→DNS ResolverのDomain Override
Domain: v4flets-east.jp
IP: 123.107.190.5 (DNSプライマリ)
初期設定中に拾ってくるIPアドレスがおかしい時がある?設定が終わったあとで、1回WAN2インターフェイスをDisable→Enableしないとだめかも。
3.メモ
WAN1→pppoe0→igb1
WAN2→pppoe1→igb1
のような接続関係になっていると予想。
Interface assignmentsの画面からは、1つのNetworkポートに2つ以上のインターフェイスを割り当てることはできないけど、PPPsのタブからは、1つのNetworkポートに複数のpppoeを割り当てることができるようだ。これに気づくまでに大分苦労した。それまで1つの物理ポートには、1つのPPPoEしか割り当てられない仕様なのかと思ってた。
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