最近、ネットギアのスイッチングハブのGS105Ev2(GS105E-200JPS)とGS108Ev2(GS108E-100JPS)を買ったんだけど、ちょっと面白い発見があったので。
まずは、このスイッチについてから。
このスイッチは、ネットギアでは「アンマネージプラススイッチ」という呼び方をしていて、そのまま使うと普通のスイッチングハブなんだけど、「ProSafe Plus ユーティリティ」と呼ばれる設定ユーティリティを使用すると、VLANやポートミラーリングなどのインテリジェントスイッチが持つような機能を使えるようになる。
でも、ProSafe Plus ユーティリティはWindowsしか対応してなくて、更にAdobe AIRのインストールが必須、ということで、導入が煩わしい。てかAdobe AIR使ってるんなら簡単にマルチプラットフォーム化できるんじゃないの?
そんでもって、インテリジェントスイッチのような、Web GUIによる管理(→ブラウザーからWeb形式の管理画面にアクセスして設定してく方式)には対応してなくて、微妙だと思ってたんだ。
ある時、USのサイトからファームウェアをダウンロードしようとして、リリースノートを見てたんだけど、バージョン1.3.0.1にこんな記述が。
- Supports Web GUI management.(Web GUIの管理に対応したよ)
( ゚д゚ )へ?
というわけで、ProSafe Plus ユーティリティを使い、記事作成時の最新バージョン、1.3.0.3へアップデート。
最初「TFTPタイムアウト」のエラーが表示され、ファームウェアの転送がうまく行かなくて苦労した。
- スイッチの管理IPアドレス設定で、DHCPによるアドレス取得を無効にして、固定のアドレスを割り当てる。
→これ、普段使いでもトラブルの元になったことがある。DHCP取得は無効にしておいた方がよさげ。 - 一時的にWindowsファイアーウォールを無効化する
この2点が成功のコツみたい。
再起動後、ブラウザーを開き、スイッチの管理IPアドレスにアクセスすると…。
来ました。
これで面倒なツールとはおさらばですね。
設定情報はProSafe Plus ユーティリティと共通みたい。
じゃあ、ポート数違いの機種でもできるのか?というのも調べてみた。
GS116Ev2(GS116E-200JPS)は、バージョン2.0.1.8にWeb GUI Supportの記述があるので、これも化けるんじゃないかと。実機持ってないので是非試して。
GS108Ev2に関しては…リリースノートに記述が無いorz
サポートページの機種一覧を確認してみると、GS105Ev2、GS116Ev2はUSでも最新モデルのようなんだけど、GS108Eに関しては、「v3」というのがあるので、どうやら日本国内ではGS108Eのみ、古いモデルが売られているようです…
というか、USのサイトに置いてあるカタログには、しれっとWeb GUI対応って書いてあるじゃないの!USで売られている最新モデルだけ、後からGUIに対応させた形なのかな?ユーザーからやっぱり要望たくさん出たんだろうな。
→(2015/01/19追記)その後日本のHPが更新され、GS108Eの型番がGS108E-300JPSに変更になった。これがGS108Ev3にあたるものと思われる。
また、ポート違いの3機種全ての機能一覧にWeb管理対応が記述された。現在出荷されているものに関しては、この記事で挙げているファームが既に適用されてるかも。
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